新潟市民病院が昨年度の決算を発表し、過去最大となる約16億円の赤字になったことがわかりました。

新潟市によりますと、市民病院の昨年度の入院や外来の医業収益は前年度に比べて約3億円の増加。

一方で、国からの新型コロナウイルスに関する補助金などが減少したことにより、収益全体では約6億円減少したということです。

また、職員の給与費が上昇したことなどで支出にあたる事業費用は前年度より約3億円の増加。

実質、過去最大となる約16億円の赤字となったということです。

内部留保が約53億円あり、今年度における運転資金の枯渇は生じない見込みですが、新潟市は今後、外部コンサルタントを活用し、経営改善を図るとしています。