南魚沼署 “新庁舎” 豪雪地ならではの雪対策を導入 場所を移して建て替え 面積は3.4倍に 《新潟》
南魚沼警察署の新庁舎が完成し、内覧会が開かれました。地中の熱を使って雪を溶かすシステムを県警の施設としては初めて導入しました。
新しい南魚沼警察署は現在の庁舎が県内の警察署で最も古く、手狭となっていたことから場所を移して建て替えれました。移転後は面積が3.4倍になり、多目的トイレや授乳室が新たに設置されています。
総事業費は約30億7000万円で、豪雪地ならではの特徴も―
(リポート)
「南魚沼市雪が積もっていますが駐車場を見てみるときれいに雪が溶けています。地中熱を使ったシステムだということです」
地下に埋められたパイプが地中の熱を集めて雪を溶かすシステムで、県警の施設としては初めての導入だということです。
〈南魚沼警察署 大塚好司 副署長〉
「新しい場所が高速のインターに近い場所ということで機動性の利便性も上がっている。広くなったことで署員も動線が確保されてより動きが早くできるようになった」
新庁舎での業務は12月14日から始まります。