「百日せき」累計で1000人超える 大型連休中も高止まりか《新潟》

県内で「百日せき」患者数の高止まりが続いています。
5月9日に発表された県感染症情報によりますと、5月4日までの1週間で報告された県内の患者数は158人となっています。
県内のことし1月からの患者数の累計は速報値で1000人を超え1028人となりました。
ことし4月15日時点で県内の患者数は過去最多となり、2018年の調査開始以来、過去最多を更新し続けています。去年1年間の県内の患者数は127人でしたが、ことしはすでに8倍を超えています。
県内では患者の9割が10代以下で、特に13歳で多く学校での感染や家庭内感染も報告されています。
「百日せき」は飛まつ感染でひろがることから県は手洗いやうがい、せきエチケット、マスクの着用など基本的な対策を呼び掛けています。
最終更新日:2025年5月9日 16:58