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【注意】コメ販売の“詐欺サイト” 店名を勝手に使用され 販売店は困惑《新潟》

2025年6月6日 21:20
【注意】コメ販売の“詐欺サイト” 店名を勝手に使用され 販売店は困惑《新潟》

全国では随意契約の備蓄米の販売も一部で始まるなど、価格の安いコメに大きな関心が寄せられています。そんな中、問題になっているのが「コメの詐欺サイト」です。長岡市のコメの販売店では詐欺サイトに店の名前を勝手に使われ、問い合わせが殺到しています。何が起こっているのでしょうか。

長岡市にある「お米のたかさか」。約70年続くコメの販売企業で、いまは、インターネットによるコメなどの販売を中心に行っています。

社長の高坂英義さん。この2週間ほどの間で頭を悩ましている問題があります。

〈お米のたかさか 高坂英義社長〉
「偽サイトがネット上で公開されて詐欺被害にあった人が多くいるという。騙されてしまった人もいて日々問い合わせの電話が20件から30件多いときは50件くらい来ている」

会社の名前をかたった偽の「コメ販売サイト」です。約2週間前、「お米のたかさか」の名前を使って、コメを販売するホームページが現れたのです。

こちらのサイトでは各地の銘柄米がズラリ。中には令和6年産の魚沼産コシヒカリが「セール」として5キロで2,522円。新之助は5キロで3,490円と、コメの価格が高騰している中、驚きの低価格で販売していました。

このホームページができてから店には問い合わせの電話が相次いでいるといいます。

〈お米のたかさか 高坂英義社長〉
「(購入者から)このサイトはおたくのサイトですか?というのと、商品を買ってしまったけれど荷物が届かないけれどどうなっているんだと」

ホームページをよく見てみると、記載されている文字にところどころ不自然な点があることがわかります。

さらに…

(リポート)
「こちらの店本来は新潟県長岡市に建物を構えているんですが、こちら偽サイトの住所を確認してみると東京都台東区というような表示になっています」

店の住所まで全くのデタラメ!社長の高坂さんは怒りを抑えきれせん。

〈お米のたかさか 高坂英義社長〉
「ネットで「お米のたかさかというサイトは大丈夫なのか」という書き方をされている場合もあるので偽サイトじゃなくてお米のたかさか自体が詐欺集団じゃないかと思われてしまうのが懸念材料」

国民生活センターは「コメの詐欺サイトが出没中」として、サイトに表示されている事業者の名前や住所、電話番号などの連絡先をインターネットで調べるなどして、不審な表示がないかよく確認するよう呼びかけています。

〈お米のたかさか 高坂英義社長〉
「おそらくこういった類のサイトは今後ももっと精度をあげて出てくると思いますしなかなか防ぎようがない難しい案件」

価格の高止まりが続き、政府備蓄米など少しでも価格の安いコメへの関心も高まる中、5日はコメをめぐったはじめての関係閣僚会議も開催。小泉大臣は高値が続く要因の一つとして、コメの流通ルートが複雑であることをあげ再検証する考えを示しました。

〈小泉農水相〉
「今までの流通の全てを1回総ざらいをして、あり方を見ていくという方向性が私は不可欠なのではないかなというふうに思っております」

高止まりが続くコメの価格。消費者の心理に付け込んだ悪質なサイトも登場する中、一人ひとりが正しい情報を見抜く力が求められるとともに、1日も早く適正な価格に戻す施策が期待されます。

最終更新日:2025年6月6日 21:20