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歩道を歩いていた男性 崩れてきた雪壁が直撃か 1人搬送 県内は気温上昇 積雪の多い地域ではなだれなどに注意を《新潟・十日町市》

2025年2月27日 11:49
歩道を歩いていた男性 崩れてきた雪壁が直撃か 1人搬送 県内は気温上昇 積雪の多い地域ではなだれなどに注意を《新潟・十日町市》
《資料》十日町市内(2025年1月)

新潟県十日町市で26日、国道の歩道を歩いていた男性が、崩れた雪壁で負傷する事故がありました。男性は救急搬送されましたが命に別条はないということです。

県や消防によりますと26日午後7時頃、十日町市山本1丁目の国道117号で、歩道を歩いていた80代の男性が、崩れてきた雪壁で足の痛みを訴え搬送されました。雪壁は車道と歩道の間で長さ約3メートル、高さ約2メートル、幅約1.5メートルにわたり崩れたということです。通行人が倒れた男性を発見したということです。男性は左腰から太ももにかけて痛みを訴え、市内の病院へ搬送されましたが、命に別条はないということです。

県は事故の原因となった雪壁は長さ約15メートルほど続いていたため26日午後9時頃から撤去したということです。

十日町市は中心部でも2メートルを超える積雪となっていて、県内は気温が上昇しており、3月2日頃にかけて気温が平年に比べかなり高くなる見込みで気象台がなだれなど注意を呼び掛けています。

最終更新日:2025年2月27日 11:49