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【大相撲】新・大関「大の里」 “第2の故郷”に凱旋 中学・高校時代を過ごした糸魚川市《新潟》

2024年9月27日 20:15
【大相撲】新・大関「大の里」 “第2の故郷”に凱旋 中学・高校時代を過ごした糸魚川市《新潟》

大相撲の秋場所で優勝し史上最速で大関に昇進した大の里。27日、中学と高校時代を過ごした糸魚川市に凱旋しました。

地元の人の出迎えを受け姿を見せたのは。

大相撲の秋場所を制した大の里です。

石川県出身ですが中高一貫で相撲を学べると糸魚川市の能生中学校・海洋高校に進み鍛錬に励みました。

大の里
「この地があったからこそ僕がある、土台をつくってくれた場所。ほんと大変な6年間でしたしきつかったし、今振り返ればこの6年間があったからだと思いますし、こうやって卒業してからこの場所に来られるのは本当にいいことだと思う」

夏場所に続き、2度目の優勝を果たした大の里。

大の里
「謹んで申し上げます。大関の地位を汚さぬよう“唯一無二”の力士を目指し相撲道に精進します」

初土俵から9場所・・“史上最速”で大関に昇進しました。

去年の春、二所ノ関部屋に入門する前にはこんな夢を語っていました。

当時の大の里
「新潟県もそうですし、日本中からも応援される力士関取になりたいなというのが僕の夢なので、この大の里という名前が全国に広まるようにがんばりたい」

デビューからわずか1年半たらず・・。まだ24歳、“大銀杏”も結えない“ちょんまげ大関”として思い出の地に凱旋した大の里・・。

異例のスピード出世に地元の人からも・・。

地元の人
「もうおめでとう、おめでとう、横綱待ってるよ横綱になってになって」
「なったんだよね?」
「違う違う大関大関」

大の里
「たくさんの方が応援してくれていたと思うので、 こういう最高な成績で9月場所を終えられてよかった。つかの間の休息ですけど今はゆっくり休んで糸魚川のおいしいものを食べてまた来週から九州場所に向けて再始動したい」

全国にその名が広まった大の里・・。28日は糸魚川市で行われる鉄道イベントに参加する予定です。