【シリーズ①】日本から3000キロ離れた島国・パラオで脱炭素化に挑む 「青空コンセント」を世界へ
開発した「青空コンセント」とは一体どんな製品なのか?寺下社長の出身地である姫島村で導入されています。
◆TOS佐野格記者
「島の中なので細い道が多い。こうした時に小型の自動車だと小回りも利いて運転もしやすい」
「青空コンセント」はこうした小型電気自動車の電力を太陽光発電で賄う設備です。車庫にソーラーパネルと蓄電池が設置することで、二酸化炭素を一切出さず、太陽の光のみで車を充電できます。
姫島村では観光客向けのレンタカー事業で活用されていて、「姫島モデル」と呼ばれています。
エネルギーの地産地消を実現するこの「姫島モデル」は県外でも導入されるようになりましたが、今、TーPLANは日本を飛び出し、パラオで事業を展開しようとしています。
◆TーPLAN 寺下満社長
「姫島と同様、パラオの脱炭素化に貢献できるということと(パラオは)観光産業が盛んなので観光交通として 私たちの仕組みを使ってもらえたら」
自分たちの持つ技術を世界へ。中津市の企業の太平洋の島国での挑戦が始まりました。
次回はTーPLANの社員たちのパラオでの奮闘の様子をお伝えします。