70代男性がマダニにかまれSFTSウイルス感染 意識障害などの症状 県内の感染確認は今年初 大分
大分県由布市内の70代の男性がマダニにかまれてSFTSウイルスに感染し、意識障害などの症状が出ているということです。
県内での感染確認はことし1例目です。
SFTSウイルスに感染したのは由布市の70代の男性です。
県によりますとこの男性は4月20日に発熱や咳、意識障害などの症状を訴えたあと由布市内の病院に入院し、現在治療を行っているということです。
県内でSFTSの感染が確認されたのはことし初めてです。
SFTSウイルスはマダニにかまれることで感染するもので、県内では去年1年間で10人が感染しています。
6日から2週間の潜伏期間のあと発症し亡くなる事例も確認されています。
県は春から秋にかけてマダニの活動が活発になるとして「肌の露出を少なくしたり虫よけ剤を使うなどして注意して欲しい」と呼びかけています。
最終更新日:2025年4月30日 18:47