ホーバークラフト 11月中に別府湾周遊で運航開始目指す 空港アクセスは「年末年始には間に合わせたい」
いよいよ就航が近づいてきています。
ホーバークラフトの運航会社が18日会見を開き、11月中に別府湾周遊で運航を始め、大分市と大分空港を結ぶ航路の就航は年内を目指す考えを示しました。
◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長
「安全を示すという意味合いも含め、別府湾周遊、不定期運航を先に実施することを検討していて11月中の就航を目指そうと思っている」
国が15日に運航許可を出したホーバークラフト。これを受け、運航会社が18日、今後のスケジュールの見通しなどを説明しました。
11月中に別府湾周遊での運航を始め、それから、2~3週間後を目途に大分市と空港を結ぶ航路の就航を目指すということです。
当初は2024年春ごろまでの就航を予定していたホーバーですが、船体の納入が遅れたほか、2023年11月には操縦訓練初日に船体が損傷する事故が…
就航は延期となり、運航会社は2024年秋の就航を目指し、準備を進めてきました。
そして、18日示された空港アクセスの就航の見通しは「年内」。当初からスケジュールはかなり遅れていますが‥‥
◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長
「空港アクセス(就航)が遅れたからといって、 遅れてすいませんという思いは特にない」
ホーバーの就航が近づいてきたことについて、大分空港の利用客は…
◆利用客
「便利でいいのではないかと」
「ホーバーも利用すると思う」
「時間を考えるとホーバーの方が圧倒的に速い」
「多少心配はある。昔は事故の話を聞いたことは無かったけど、慣れてないから仕方ないのかも」
ホーバーは今後、九州運輸局による安全確認の検査を経て正式な就航日が決まる予定です。国内唯一となる旅客運航が年末年始の足として始まるか、注目です。