【長野県気象情報】北部と中部は警報級の大雨のおそれなくなる 南部は11日夕方にかけて大雨となる所もある見込み 12日12時まで24時間予想降水量 中部・南部30ミリ 北部20ミリ

11日午前11時24分、長野地方気象台は大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報を発表した。
長野地方気象台の発表内容は以下のとおり。
[気象概況]
前線が華中から西日本、東日本を通って、日本のはるか東へのびています。この前線は、11日夜にかけて本州の南岸へ南下する見込みです。
長野県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、11日昼過ぎにかけて大気の状態が不安定となる見込みです。南部では、11日夕方にかけて大雨となる所があるでしょう。
[雨の実況]
降り始め(9日15時)から11日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
王滝村御嶽山 214.5ミリ
宮田高原 202.5ミリ
阿智村浪合 187.5ミリ
南木曽 179.0ミリ
大桑村須原 161.0ミリ
[雨の予想]
長野県では、11日昼過ぎにかけて、雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。南部では、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
北部 20ミリ
中部 20ミリ
南部 25ミリ
11日12時から12日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北部 20ミリ
中部 30ミリ
南部 30ミリ
[防災事項]
南部では、11日夕方にかけて、土砂災害に十分注意してください。長野県では、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風にも注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。