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火山性地震増加で北アルプス焼岳 気象庁の機動調査班が現地調査行う 山の膨張度合いを見極めへ

2024年6月11日 18:26
火山性地震増加で北アルプス焼岳 気象庁の機動調査班が現地調査行う 山の膨張度合いを見極めへ

長野と岐阜の県境にある北アルプス焼岳の火山性地震が増えていることから、きょう11日から3日間、気象庁の機動調査班が現地調査を行っています。火山の地殻変動の観測について補強します。

頂上付近から、噴気とみられるガスが出ていた11日の焼岳。

気象庁によりますと、山頂付近を震源とする火山性地震の多い状態が続いていて、10日までの10日間に78回、11日午後3時までに4回、観測されています。

松本市の上高地バスターミナルでは、登山相談所の前に看板が立てられ焼岳の登山を控えるよう呼び掛けています。

登山者は
「事前に調べて、行けるとなったら行きますけど。(噴火警戒)レベルが高くなったら行かない」
「なかなか難しいのかなと思いますけどね。事前に予知するというのは。まあ、なるべくなら災害がないほうがいいわけですから」

■安房峠 茶屋跡
「いつもと違う感じは見受けられないかなと思う」

火山性地震の増加を受け、気象庁の機動調査班がきょう11日から3日間、現地調査に入っています。

衛星による観測では、山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いていて、11日はデータを補強するため、レーザー光線を用いて山までの距離を測定。

後日、データを解析して、山の膨張度合いを見極めます。

気象庁機動調査班
「それを複数の観測点で調べることで火山の地殻変動、何かが上がってきて膨らんでいるのか、そういったものを測る。何かしらの火山性の異常、地震活動、今後、活動が高まるかどうかを懸念している。 」

気象庁では今後、火山性地震がさらに増加した場合、噴火警戒レベルを現在の「活火山であることに留意」の1から、引き上げる可能性があるとしています。

    • テレビ信州NEWS NNN
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