しなの鉄道 来年春に「Suica」導入へ「シームレスな移動が可能利便性向上に期待」
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しなの鉄道は交通系ICカードSuicaを来年春から全線で導入すると発表しました。
来年春から交通系ICカードSuicaが利用可能となるのはしなの鉄道線の軽井沢駅から屋代高校前駅、北しなの線の北長野駅から妙高高原駅の合わせて25の駅です。
しなの鉄道は、時代の流れを踏まえたサービス向上の観点から、導入を決めたということです。
導入にかかる費用は、15億円程度と見込んでいて国や県、沿線の市町の補助金も活用する方針です。しなの鉄道は「観光客もシームレスな移動が可能になるなど利便性が向上するので多くの皆さまにご利用いただきたい」としています。
県内では、3月15日からJRの信越本線と篠ノ井線の長野駅から田沢駅、大糸線の北松本駅から穂高駅までで新たにSuicaが利用できるようになります。
来年春まではしなの鉄道の駅でSuicaが利用できないため、しなの鉄道は、JRの駅から乗車する際には切符を購入してほしいと呼び掛けています。