児童たちの頼れる相棒「農業用ロボット」でコメ作り プログラミングも自分たちで! 長野・安曇野市
安曇野市では農業の魅力を子どもたちに感じてもらおうと、市と農家が児童たちと一緒にロボットを使ったコメ作りを行っています。
無人の田んぼをスイスイと動き回る黒い機械。
お掃除ロボットのようですが、実は、泥を掻いて雑草を映えにくくしたり、除草をしたりする農業用ロボットです。
この田んぼでコメ作りを行うのは、安曇野市の堀金小学校の5年生たち。
今年から農家と共にコメの有機栽培を行っていて、農薬の代わりにロボットを取り入れて除草などを行っています。
その仕組みやロボットを使うメリットを楽しく学ぶため、11日、実際にロボットをプログラミングして動かす体験をしました。
パソコンで指示した通りに動くロボットに釘付けの児童たち。
最後にパドルをつけ、自由に動きをプログラムしました。
実際に、田んぼに浮かべると…
思わぬ方向に動いてしまったロボットも…
児童
「プログラミングミスった」
児童は
「もうちょいまっすぐ行くかなと思ったけど、思ったより右に行っちゃった。生活に役に立つとかいろんな勉強ができました」
あづみのうか浅川淺川拓郎 代表
「AIとかそういうのをいかに使って行くかというところになっていくと思うので、今回の子どもたちもそこに携わっていくような世代になっていったらうれしいなと思います」
児童とロボットが育てたコメは「9月」に収穫されます。