‟難が転じるように” 豊丘村でナンテンの収穫が最盛期【長野】
正月に向けて最盛期です。下伊那郡豊丘村では縁起物「ナンテン」の収穫が行われています。
冬の青空に映える真っ赤な実、ナンテンです。「難を転ずる」とされ、正月飾りに使われます。
豊丘村のこちらの畑では70年ほど前から「越錦」という品種を栽培していて、実の付き具合や色、大きさを確認しながら丁寧に収穫していました。
農家は「地震とか災害が多いので、来年こそはいい年になるよう願って皆さんに飾っていただけたらと思います」
今年は猛暑の影響などでナンテンは例年よりも数が少ないということですが、栽培農家は今後の冷え込みで色付きが良くなるよう期待していました。
収穫は今月20日ごろまで行われ、県内をはじめ東京や中京方面に出荷されるということです。