【GW山岳遭難】過去10年で最多…残雪あり注意継続を「長野県警まとめ」
ゴールデンウイーク中、県内の山では、過去10年で最多となる、31人が遭難したことが県警のまとめで分かりました。
県警によりますと、今月6日までの11日間に県内で発生した山岳遭難は28件で、去年より2件増えました。遭難者は31人で、去年より1人増え、過去10年で最も多くなりました。
県警では、連休中、晴天に恵まれたことから登山者の動きが活発だったとみています。
遭難の原因は滑落が16人と半数以上を占め、ほとんどが残雪で足を滑らせたということです。
また、亡くなった登山者は5人で、このうち4人が滑落でした。
県警では、標高の高い山ではまだ雪が残っているため、天気の確認やアイゼン・ピッケルの使用を呼び掛けるほか、山菜採りのシーズンにも入っているため、遭難防止対策を強化しています。