4日夕方、大町市の県道のトンネル内でトラック同士が正面衝突する事故があり、2人が死亡、2人が大けがをしました。 4日午後5時半ごろ、大町市美麻の県道白馬美麻線の美麻トンネル内でトラック同士が正面衝突しました。トラックにはそれぞれ3人と1人が乗っていて、いずれも救急搬送されました。このうち、3人が乗っていたトラックの同乗者で、長野市平林の会社員、山崎羽弓さん22歳と長野市川中島町の会社員、ムー・ホンチンさん45歳の死亡が確認されました。また、このトラックを運転していた長野市の21歳の男性会社員ともう1台のトラックを運転していた長野市の46歳の男性会社員が大けがをしました。現場は緩やかなカーブの片側1車線で、警察はどちらかのトラックが対向車線にはみ出したとみて、事故の詳しい原因を調べています。 県内では9月末から10月4日までの5日間に3件の交通死亡事故が連続して発生し、4人が亡くなっています。これを受け、県と県警などは5日、交通死亡事故多発警報を出し、10月14日まで交通安全の呼び掛けを強化する方針です。