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【ミャンマー大地震】岩手県内在住のミャンマー出身者「胸が痛い」 母国を案じ不安な日々

2025年4月1日 18:48
【ミャンマー大地震】岩手県内在住のミャンマー出身者「胸が痛い」 母国を案じ不安な日々
3月28日に発生したミャンマー中部を震源とする大地震です。ミャンマー出身の県内在住者は母国を案じ、不安な日々を送っています。

ミャンマー出身で陸前高田市在住の高清水レベッカさんです。
17年前に来日し、現在、母国の人材を日本の企業に紹介する人材派遣会社のスタッフとして働いています。

現地の友人から送られてきた画像を見せてもらうと…。

僧侶が学ぶための施設だったという建物が原型をとどめないほどに倒壊しています。

高清水レベッカさん
「胸が痛いですね。というか、自分に何ができることがあるか。 何か力になりたいという気持ちが出てきた」

ミャンマー中部、第二の都市、マンダレー付近で3月28日に発生したマグニチュード7.7の大地震。これまでにおよそ2000人が死亡し、日本人2人を含む3900人以上がけがをしました。

地震直後、レベッカさんはミャンマーの南部、ヤンゴンに住む両親の無事を電話で確認しましたが、自分が紹介した実習生の中には親せきを亡くした人もいるということです。

高清水レベッカさん
「私が(面倒を)みている実習生の中に親せきが亡くなったという方もいるし、家も倒れて住む場所がないっていう人もいるし、結構物価が高くなっちゃってお金もないのでみんな(ものを)買うのに結構苦労しているっていう方も出ています」

大地震の発生から5日目、被害の全容は分かっておらず、レベッカさんも現地の状況を案じています。

高清水レベッカさん
「私が今考えているのはみんな現場に行って人助けをしている人たちの必要なものとか、あとはみんな水とか食べ物、困っているのでそれを買うのが、お金が必要になってくる。なので、それで募金を集めて、その人たちに送りたいと思っています。そういう活動をしようと思っています」

岩手労働局によりますと、県内で働くミャンマー人は去年10月現在、690人となっています。
最終更新日:2025年4月1日 18:48
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