【塩蔵わかめ入札会】大船渡・綾里産は去年の4割以下の量に 山林火災の影響で収穫遅れも
大船渡市で27日、塩蔵わかめなどの入札会が開かれました。山林火災の影響で収穫が遅れている大船渡市綾里地区はわかめが特産ですが、去年の4割以下の量しか持ち込まれませんでした。
蔦キャスター
「全国的に評価が高い岩手のわかめ。ことしは収穫が遅いということですが、大船渡の分も含めて入札結果はどうでしょうか」
県内や関東の小売店、加工業者など、あわせて37社が参加した、27日の入札会。県内沿岸で生産された塩蔵わかめ、15キロ入り・およそ1万7000ケースが入札にかけられました。
買い請け人たちは、浜ごとに並べられた見本で、色や葉の厚さなどを確かめ、入札額を書き込んでいました。
松本海草株式会社(群馬県)代表取締役 松本博嗣さん
「予想ぐらいの値段と、ちょっと高い…復興(応援分)の値段もあるとは思いますけど」「ぼくは(品質が)良いと思いましたよ、きょうのは」
全体としては、記録的不漁だった去年の倍以上の出荷量となった27日の入札会。しかし、全国トップクラスの品質を誇る大船渡市三陸町・綾里地区のワカメは、去年の4割以下にとどまりました。
去年秋に海水温が高かった影響で生育が遅れたのに加え、山林火災でさらに収穫が遅れているためです。
県漁連 佐藤浩文参事
「買い受ける方々がいい価格で買っていただければ、それが一番の支援になると思うんですけど」「我々は我々の組織で支援金も各漁協さんの方には渡せたらいいなと思っています」
27日に入札に出された塩蔵わかめは、完売しました。ことしの入札会は5月10日まで開かれます。
蔦キャスター
「全国的に評価が高い岩手のわかめ。ことしは収穫が遅いということですが、大船渡の分も含めて入札結果はどうでしょうか」
県内や関東の小売店、加工業者など、あわせて37社が参加した、27日の入札会。県内沿岸で生産された塩蔵わかめ、15キロ入り・およそ1万7000ケースが入札にかけられました。
買い請け人たちは、浜ごとに並べられた見本で、色や葉の厚さなどを確かめ、入札額を書き込んでいました。
松本海草株式会社(群馬県)代表取締役 松本博嗣さん
「予想ぐらいの値段と、ちょっと高い…復興(応援分)の値段もあるとは思いますけど」「ぼくは(品質が)良いと思いましたよ、きょうのは」
全体としては、記録的不漁だった去年の倍以上の出荷量となった27日の入札会。しかし、全国トップクラスの品質を誇る大船渡市三陸町・綾里地区のワカメは、去年の4割以下にとどまりました。
去年秋に海水温が高かった影響で生育が遅れたのに加え、山林火災でさらに収穫が遅れているためです。
県漁連 佐藤浩文参事
「買い受ける方々がいい価格で買っていただければ、それが一番の支援になると思うんですけど」「我々は我々の組織で支援金も各漁協さんの方には渡せたらいいなと思っています」
27日に入札に出された塩蔵わかめは、完売しました。ことしの入札会は5月10日まで開かれます。
最終更新日:2025年3月27日 18:34