百日ぜき 岩手で報告数が過去最多 盛岡市の学校では集団感染
激しいせきが特徴の感染症「百日ぜき」の年間の報告数が県内で過去最多となっていて盛岡市内の学校では集団感染も発生しています。
盛岡市保健所は、市内の小学校で今月1日から9日までに同じ部活動に所属する生徒12人が百日ぜきを発症したと発表しました。
県や市によりますとすべての患者数の把握を始めた2018年以降、集団感染の報告は初めてです。
県内の今年の患者数は今月6日までに70人と2019年の62人を上回り、すでに過去最多となっています。
全国的にも流行している百日ぜきは、乳児の重症化リスクが高く、盛岡市保健所では早めの受診と基本的な飛沫感染予防を呼びかけています。
最終更新日:2025年4月15日 14:19