22日の岩手県内は前線などの影響で広い範囲で大雨となりました。23日の明け方にかけて土砂災害などに警戒が必要です。

　盛岡地方気象台によりますと19日の降り始めから22日午後4時までに降った雨の量は、西和賀町湯田で244.5ミリで9月の観測史上最大、金ケ崎で207.5ミリでこちらも観測史上最大となりました。

　この大雨の影響で花巻市の一部地域で、一時「高齢者等避難」が出されたほか、三陸鉄道は釜石駅と宮古駅の間の運転を終日見合わせました。

　23日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで沿岸北部で80ミリ、内陸と沿岸南部で40ミリと予想され、23日明け方にかけて、土砂災害などに警戒が必要です。