全盲の小学生ピアニストが「耳コピ」で奏でる純粋で希望あふれる音色 「聞いた人を元気にしたい」夢は世界中を旅するピアニスト!
Q.みなさん旬介さんのピアノはどうでしたか?
友達:
すごく上手だった。とてもきれいだったと思った。
まるでピアニストの演奏を聞いてるようだった。
鈴木旬介さん:
耳が熱くなってしまった。
旬介さんは、1年半前から門川町の自宅近くのピアノ教室で、音の強弱やペダルの使い方などを学び始めた。
中田ピアノ教室 中田恵美子先生:
全盲で、また独学でここまで弾けてるのはすごいと思った。旬介くん自体が素直で明るい子なので音も素直な音を出している。
夢を抱いて中学生へ
そんな旬介さんは、4月から同じ学校の中学部へ進む。
父・尚二さん、母・信恵さん:
地域であったり福祉の面でお世話になってるというのもあって、少しでもこの子ができる得意なことでこれからお返し出来たら…本人もそういう自覚をもって成長してもらえたらと思う。
2月4日の全校朝会。旬介さんは、自分の夢を発表した。
旬介さんの発表:
みなさんは将来の夢はありますか?僕は将来、世界中を旅するピアニストになりたい。そして聞いた人たちを元気な気持ちにしたい。
鈴木旬介さん:
日本全国い〜っぱい人がいることろにいきたいです。大歓声のあるとこまでいきたい!外国、海外でもライブしたい。今はそう願っているところ。
旬介さんは、輝く夢を胸に、小学部を卒業する。
(テレビ宮崎)