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「神楽」で宮崎・岩手・島根などが連携 ユネスコ無形文化遺産登録めざし東京で総決起大会と国への要望活動 「神楽は日本、世界に夢を与える事ができる」

2025年6月5日 15:01

全国神楽継承・振興協議会 後藤俊彦会長:
日本中が大切な神楽を一カ所残らず消えていくことがないように、応援し支え合って力を合わせることが第一歩ではないか。

「神楽」のユネスコ登録に向けては、2025年の秋にかけてが日本の候補になるための大事な時期だとみられていて、宮崎県は国への要望活動の継続や情報発信を行っていきたいとしている。

文部科学大臣に要望書を提出

決起大会の後、河野知事は、岩手県と島根県の知事、それに全国神楽継承・振興協議会の後藤俊彦会長と共に、文部科学省を訪問した。あべ俊子文部科学大臣に対し、「神楽」が日本を代表する文化遺産の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されるよう提案を求める要望書を提出した。

要望書では、2028年の登録実現に向けた関係省庁の連携強化や「神楽」の保存・継承へ後継者育成などでの支援を求めている。あべ大臣は「文化審議会でユネスコの提案案件として選定されるよう、文部科学省としても頑張っていく」と応じたということだ。

(テレビ宮崎)

最終更新日:2025年6月5日 15:03
テレビ宮崎