日本有数の刀匠が山間部に新たな鍛刀場を構えインバウンド客に刀鍛冶体験を提供へ「もっと深く、多角的に体験できる場に」
さらに、鍛刀場は、これから刀鍛冶を目指す人たちの修業の場にもしていく。ふいごやハンマーなどを2組そろえ、弟子の森本さんが修業できる環境を整えた。
弟子 森本成美さん:
同じ志を持った皆さん、命がけでやっているので、頑張っている皆さんと刀剣界を盛り上げていけたらと思っている。
松葉さんは、鍛刀場周辺の山並みが日本刀の波紋に似ており、作品作りにいいインスピレーションを与えてくれると話す。
刀匠 松葉一路さん:
刀鍛冶の生き方として、こういう山間地、田舎で日本刀文化を発信できる事は、一つのモデルケースになれるかもしれない。
日本の文化を日之影町から世界へ。松葉さんの新たな挑戦が始まった。
<刀匠・松葉一路(景正)>
1959年生まれ
1989年 宮崎県日向市に鍛刀場を構える
2014年 新作名刀展 日本美術刀剣保存協会会長賞受賞 無鑑査認定
2022年 宮崎県無形文化財
(テレビ宮崎)
最終更新日:2025年5月5日 15:23