アカデミー賞アフターパーティーで提供し続けるシェフのウルフギャング・パックさん この秋、宮崎を訪問へ「多くのハリウッドスターが宮崎牛が一番と言う」
輸出された宮崎牛は、西都市の食肉処理施設「SEミート宮崎」でイスラム教徒が食べられるように処理されたハラール認証を受けたものだ。
現地では肩ロースなどは普及しておらず、カット方法や調理の仕方が示された。
また需要の高いヒレやサーロインなどの部位は、フィレカツやステーキ丼などで提供された。
SEミート宮崎の担当者は「有名ホテルなど様々な店から宮崎牛を扱いたいという声があった。すでに発注もきていて大きな手応えを感じている」と話している。
現地での販売価格は宮崎のおよそ2倍、「オージービーフが主流となっている中、本物の和牛はまったく違うもので驚いた」という反応があったということだ。畜産農家の方は苦しい時期もあったが、こうして世界へ送り出せる環境が整ってきて、生産意欲の向上にもつながるのではないかと期待される。
(テレビ宮崎)