古山予報士が伝授する「暑熱順化トレーニング」汗を上手にかきながら熱中症を回避する方法とは

13日の宮崎県内は清々しい陽気となったが、この先暑くなりそうだ。12日に気象庁から「早期天候情報」が発表された。九州南部・奄美地方では18(日)ごろからかなりの高温が予想されている。平年との差が1.4度以上になるという。
汗をかいて体を暑さに慣らすことを、漢字4文字で「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という。 暑さに慣れていないと、熱が体にこもってしまい体温が上昇しやすくなってしまう。ただ、「暑熱順化」で慣れていれば、熱を逃しやすくなって熱中症になりにくくなっていく。今の時期からしておいた方がいい。
「暑熱順化」には、トレーニングが有効だ。ウォーキング、ランニング、自転車、筋トレやストレッチなど。汗をかくことが目的なので、入浴やサウナも有効。そこで、ご覧の皆さんも今ここで、「Let’sお天気フィットネス!」一緒にやっていきましょう。(監修:ティップネス)
一つ目はフロントキックとサイドキック。左右交互に、前にキックをしていく。片足を持ち上げると同時に、膝も一緒に伸ばすと良い。次は横に、サイドキック。
次は「ワイドスクワットツイスト」肩幅より広めに足を開いて、ゆっくりしゃがむ。立ち上がるときに体を斜め後ろにひねって、手はボールを投げるような形でしっかりひねるのがポイント。このような運動を少しずつでもやっていき、暑さに備えると良い。