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「通るだけでなく、空間として賑わいを」目指すは”ウォーカブルシティ”駅と中心市街地の間を“整備された快適な歩道“でつなぐ 国の「ほこみち」制度も活用

2025年4月23日 13:00

この日は午前中から、高千穂通り側の施設の前にあるテラス席でくつろぐ人たちの姿が見られた。

利用者:
すごく開放感があって気持ちいい。

学生:
うれしい。あまり遊ぶところがないので、こういう施設がたくさん出来てほしい。

歩行者:
宮崎駅の方から来た。テラスに人がいて気になった。道が広くなった印象で、安心して子どもと一緒に通れる空間になった。

宮崎県は2028年までに、宮崎駅前から橘通交差点までの700メートルすべてで、歩道と自転車通行帯の再整備を行う予定だ。宮崎土木事務所の長瀬技師は、「歩道が連続して駅に向かってまた戻ってくるという空間ができれば、街全体として賑わいができる。県内・県外から人が来るような場所になれば。」と話している。

飲食店で賑わう「HAROW広島通」

お昼時、特ににぎわっていたのは、「HAROW広島通」 こちらは2024年に先行開業していたが、グランドオープンに合わせて8店舗が加わり、15店舗となった。

早瀬純哉記者:
広島通りに来ている。ドーナツ屋さんに行列ができていたり、スーツを着たビジネスマンが多く見られるなど賑わっている様子。

昼休みにランチに来た人は…。

ランチに来た人:
最高。この辺りは飲食店がなかった。和洋中、その日に応じて食べられるのは非常にいい。人が増えるでしょう。

利用者が求めることは?

「HAROW」や歩道の整備で街の人たちからはにぎわい創出への期待の声が聞かれた。

これからの中心市街地に求めることは…。

学生:
通学中に立ち寄れる場所が増えたらいい。

利用者:
駅から街中までは遠いなと思うが、こういう商業施設が増えれば距離感が良くなるんじゃないかな。遠いのが良いってなるのかなと思う。

利用者:
お店の雰囲気。一人で行っても他の人と交流が持てる場所が増えると、よりいい。

一方で課題を投げかける人も

歩行者:
駐車場が課題。遠くから来て、ここをわざわざ歩こうと思うのであれば、停めやすい駐車場があって、歩いた先に休める場所があって、という形ではないと、いってどこに停めようかと迷って疲れる。

テレビ宮崎