熱中症予防の「かきくけこ」で対策を 「風通しをよく」「休憩をとる」「クーラーを使う」…全国一暑かった宮崎から気象予報士が解説

日差しが降り注ぐなか、子どもたち元気に遊んでいたと思うが、このように声をかけた方もいるかもしれない。「日射病に気を付けなさいね!」ただ、子供たちには「日射病」とは何のことか分からないだろう。
そう、かつては「日射病」「熱射病」と呼ばれていた。「日射病」は強い直射日光に長時間当たることで発生。そして「熱射病」は高温多湿な環境に長時間いることで発生するものだった。それが、2000年に「熱中症」に統一しようということになった。
きょうはスタッフの女性が体調が悪そうで聞いてみたところ、頭痛や吐き気、そして寒気がするということだった。熱中症の専門医に聞いたところ、暑い環境にいたのであれば、ほぼ間違いなく熱中症ではないか、とのことだった。女性は「まさか自分が」という反応だったが、本当にいつ起きてもおかしくない状況になっている。
そこで今回は、熱中症予防のための「かきくけこ」というものを紹介したい。
「か」…「風通しを良く」
「き」…「休憩をとる」
「く」…「クーラーを使う」
「け」…「健康的な食・睡眠を」
「こ」…「こまめな水分補給」
5日の熱中症情報を見ると、各地で「注意レベル」そして美郷は「警戒レベル」となっている。きょうの暑さからは落ち着くが、念のため注意が必要だ。