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林野火災のほとんどは「人間の不注意によるもの」宮崎市鏡洲で起きた山火事の原因は…?1月から4月は空気が乾燥し強い風が吹くため十分な注意が必要

2025年4月4日 18:18

また、林野火災で被害を受けた森林は、焼け跡の整備や苗木の購入など復旧にかかる費用の約7割を国と都道府県が補助する制度があるということだ。

林野火災の原因のほとんどは「人間の不注意」

2023年、国内で発生した山林火災は1299件。原因別でみると、32%が「たき火」、19%が「火入れ」、つまり雑草などを焼いて処理する際に発生したもの。「放火(疑い含む)」が7.5%となっている。消防庁は取材に対し、たばこの不始末も含めて「ほとんどは人間の不注意によるもの」と説明した。

林野火災は、空気が乾燥し強い風が吹く1月から4月に多いということだ。林野火災の多くは一人ひとりの注意で防ぐことができるが、発生すると「延焼が早く、消火隊の立入りや水も限られることから、消火活動が困難」だという。消防庁では、「山に入る際は、火の取扱いに十分気をつけてほしい」と呼びかけている。

(テレビ宮崎)

最終更新日:2025年4月4日 18:24
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