朝に収穫したばかりのサクランボ 山形新幹線で運べず東北新幹線に切り替えて搬送
JR奥羽線の列車が故障し、山形新幹線が運転を見合わせた影響で23日午後、山形新幹線つばさで取れたての加温サクランボを首都圏まで運ぶ予定でしたが、、東北新幹線での輸送に切り替えて届けられました。
23日午後、JR山形駅の新幹線ホームに運ばれてきたのは、寒河江市で加温栽培され、この日の朝に収穫したばかりの「佐藤錦」8キロです。
JR東日本左沢線統括センター佐藤秀紀 副所長「朝取りの1番おいしいサクランボを時間をかけずに輸送して首都圏や日本の方々に食べてもらいたい」
山形新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」は、揺れが少なく傷つきにくいなど、迅速に品質を保ったまま届けられるのがメリットです。用意された加温サクランボは、さっそく、山形発東京行きのつばさに積み込まれました。
JR東日本左沢線統括センター佐藤秀紀 副所長「味わいながら食べてもらいたい。6月の最盛期には山形に来て食べてもらいたい」
しかし出発直前、JR奥羽線での車両点検の影響で、予定時刻に出発できませんでした。「佐藤錦」はその後、東北新幹線での輸送に切り替えてJR浦和駅まで運ばれ、25日まで駅内のイベントスペースで開催される、「寒河江産直市」で販売されることになっています。