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積雪は去年の2倍近く 道路脇は3メートルの雪の壁 鳥海ブルーライン除雪作業急ピッチ 25日開通予定

2025年4月21日 16:26
積雪は去年の2倍近く 道路脇は3メートルの雪の壁 鳥海ブルーライン除雪作業急ピッチ 25日開通予定

平地から標高1100メートルまで一気に駆けのぼることで知られる鳥海ブルーライン。遊佐町と秋田県とを結ぶこの山岳観光道路では4月25日の開通を前に、除雪作業が急ピッチで進められています。

3月27日に始まった作業は現在、大平山荘から500メートルほど進んだ標高1050m付近で行われています。今シーズンの積雪は、昨シーズンの倍近い量があるということで、道路脇にはいまも3メートルもの雪の壁ができています。

丸高 土木工事室 佐々木友室長「ことしは先週も降雪があり5センチ程度の積雪もありました。作業の進ちょくを確保するよう重機も1台増えて稼働している状況です」

秋田県境までの除雪区間およそ11キロのうち現在、残り1キロ地点まで作業は進んでいます。

丸高 土木工事室 佐々木友室長「積雪もまだまだ今年は多くて雪の壁とともに青空であれば庄内平野秋田側も含めてかなり景色の良い状況になる。肌で感じて楽しんでいただければ。」

鳥海ブルーラインの除雪作業は、23日中に終了する見込みで、ゴールデンウイーク前の4月25日に全線開通する予定です。

最終更新日:2025年4月21日 19:47