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区間運休続くJR米坂線 復旧の機運高める「米坂線復活絆まつり」今年は8月ごろに新潟で開催へ

2025年5月9日 17:34
区間運休続くJR米坂線 復旧の機運高める「米坂線復活絆まつり」今年は8月ごろに新潟で開催へ

3年前の豪雨により今も区間運休が続いているJR米坂線について、復旧への機運を高めようと去年開催された「米坂線復活絆まつり」が9日、今年も開催されることがわかりました。

JR米坂線は、3年前に発生した豪雨被害の影響で今も長井市今泉と新潟県村上市の坂町の間で区間運休が続き、バスによる代行輸送が続いています。
復旧の機運を高めようと、小国町で去年8月、山形・新潟両県の地元特産品の販売などを行う「米坂線復活絆まつり」が初めて開かれおよそ1500人が来場しました。
9日、小国町で実行委員会の総会が開かれ、ことしも8月ごろにまつりを実施することが決まりました。ことしの会場は、沿線自治体の1つである新潟県の関川村で、まつりの実行委員長を小国町の仁科洋一町長から関川村の加藤弘村長にすることも承認されました。

関川村・加藤弘村長「被災からもう3年たっている米坂線がどうなるんだろうという住民の不安もあるのでまずは地域の方々に米坂線に関心を持ってもらえるような機運醸成の取り組みを議論しながら進めていきたい」

まつりでは沿線地域の特産品の販売や地元アーティストによるコンサートなどを予定しています。実行委員会は今後、具体的な日程や内容について協議していくということです。

最終更新日:2025年5月9日 20:29