「期待に応えたい」米どころの山形県庄内地方で田植えシーズンがスタート
米どころの山形県庄内地方で田植えシーズンがスタートです。好天に恵まれた5日、酒田市の田んぼでは、田植えが行われました。
酒田市の八幡地域橋本地区の農業・本多郁也さん(24)の田んぼでは、地区の中では最も早く4日から田植えが始まりました。
好天に恵まれた5日も、「種まき爺さん」が浮かび上がる鳥海山をバックに丈が10センチほどに成長した「はえぬき」の苗を次々に植え付けていきました。
本多郁也さん「今年の春は雨が2日に1回ぐらい降って晴れないと温度が上がらないので苗の成長も遅れてくるので、例年よりも予定が遅れている。『まだお米ありませんか?』という声をたくさんいただいて、『期待に応えないと』という思いで今年のコメ作りも頑張って行こうかなと思っています」
およそ35ヘクタールの本多さんの農地では、去年7月の大雨で大量の泥がたまった田んぼもあります。修復作業が必要な場所は田起こしも進んでいないため、種まきの時期を遅らせるなどして今月20日すぎまで田植えを行う予定だということです。