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元山形県医師会長や現役の消防団員らが受章 春の叙勲・褒章の伝達式

2025年5月9日 17:47
元山形県医師会長や現役の消防団員らが受章 春の叙勲・褒章の伝達式

春の叙勲や褒章などの伝達式が9日、山形市で行われ、出席した受章者31人に勲記や褒章の記などが手渡されました。

山形市の文翔館で行われた伝達式には叙勲の受章者21人、褒章の2人、危険業務従事者叙勲の8人の合わせて31人が出席しました。
式では、吉村知事から受章者一人一人に勲記と勲章などが手渡されました。
「旭日小綬章」を受章した中目千之さん(77)です。中目さんは2018年から6年間、県医師会長を務め、医療的ケア児に関する在宅医療体制の整備などに取り組みました。

中目千之さん「長年の医師会活動が少しでも評価されたのかなと嬉しく思っている」

県医師会の会長を務めている期間の印象的な出来事として新型コロナウイルスの対策を挙げました。

中目千之さん「暗中模索で、知事をはじめ県庁や保健所の職員、病院の先生方など一丸となってやったので、 コロナ対策を何とか乗り切れたことに対する評価かなと自分では思っている」

公益に寄与した人に贈られる「藍綬褒章」に選ばれた南陽市の井上和也さん(46)です。25年間、消防団員として活動してきました。

井上和也さん「大変光栄に思っている。(印象的だったことは?)昨年南陽市で発生した大規模な山火事。ゴールデンウイークだったので 団員にも協力してもらったが、 なかなか消し止めるのが大変だった。現在も消防団員として活動しているので、 恩を返していけたら」

伝達式のあと、受章者は勲章を身に付けて、家族らに見守られながら晴れやかな表情で記念撮影に臨んでいました。

最終更新日:2025年5月9日 20:13