新入社員“転職志向”は減少 最多は「定年まで勤務」 甲府商工会議所の意識調査 山梨
甲府商工会議所が行った新入社員の意識調査で、「機会があれば転職したい」と答えた割合は昨年度から6ポイント近く減り、36・1%でした。
調査は甲府商工会議所が開いた新入社員研修の参加者を対象に行い、73人から回答を得ました。
このうち、入社後のキャリアプランについて、「定年まで勤務したい」が45・8%で最も多く、「機会があれば転職したい」は5・9ポイント減り36・1%、「独立を考えている」は15・3%でした。
商工会議所では、物価高騰などで先行きの不透明感が強まり、安定志向が強まっているのではないかとみています。
また、会社を選ぶ基準については「自分が働きたい業種・業界」が最も多く、「会社の雰囲気が良い」、「給料などの待遇が良い」などと続き、会社や職場に望むことについては9割近くが「人間関係が良いこと」をあげました。
最終更新日:2025年5月7日 19:27