富士山トイレや救護の費用 県が全額負担へ 1人4000円の通行料を財源に 山梨

県は9日、富士山6合目のトイレや7・8合目の救護体制にかかる費用について、今夏から通行料を財源に県が全額負担することを明らかにしました。
これは9日に開かれた富士山安全指導センター運営協議会の総会で、県の担当者が報告したものです。
富士山の吉田ルートでは去年、2000円の通行料と1000円の任意の保全協力金を徴収していましたが、今年は一本化して1人4000円を徴収します。
富士山6合目のトイレの運営費や7合目と8合目にある救護用車両の運用費はこれまで、県の補助金で足りない分を富士吉田市や山小屋でつくる組合が負担していました。しかし、今年からは通行料を財源に県が全額負担するということです。
最終更新日:2025年5月9日 20:19