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「闇バイト」若者はどう認識? 都留文科大で警察が啓発活動 “自分とは違う世界” 山梨

2025年4月14日 19:47
「闇バイト」若者はどう認識? 都留文科大で警察が啓発活動 “自分とは違う世界”  山梨

 闇バイトによる犯罪が相次ぐ中、都留文科大学で14日、警察官などがチラシを配り、学生に闇バイトなどへの注意を呼びかけました。犯罪に加担する人が後を絶たない中、若者は闇バイトをどのように感じているのでしょうか?

 短時間・高収入をうたい、SNSで強盗や詐欺の実行役を募る闇バイト。
 去年9月、甲斐市で起きた強盗傷害事件でも、 実行犯の男2人が知人の誘いで闇バイトに応募し、犯行に加担したことが分かっています。

学生:「ツイッターとかで募集したなどと聞くが、そんなこともあるんだなとちょっと他人事な感じです」
学生:「闇バイトという言葉は聞いたことはあるが、実際に何をされるのかは知らない」
学生:「ドラマとかでしか見たことのない感じの、自分とは違う世界みたいな遠い感覚です」

 話を聞いた学生はいずれも「自分とは縁遠い存在」という認識で、闇バイトについて詳しくは知りませんでした。

 一度でも関わると抜け出すことが難しい闇バイトの恐ろしさを、若者にも身近に感じてほしいと警察は訴えています。

大月警察署 生活安全課 清水治貴課長
「闇バイトは犯罪であるという認識を持っていただいて、甘い言葉に乗っからないということが重要」

 警察では、脅迫を受けている人は直ちに保護するとし、「まずは勇気を持って通報してほしい」と呼びかけています。

最終更新日:2025年4月14日 19:56
    山梨放送