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BCリーグ初白星 山梨ファイアーウィンズ 開幕11連敗のトンネル脱出 13得点&無失点でコールド

2025年5月9日 19:42
BCリーグ初白星 山梨ファイアーウィンズ 開幕11連敗のトンネル脱出 13得点&無失点でコールド

 プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に今季初参入した山梨ファイアーウィンズは9日、ビジターで神奈川フューチャードリームスと対戦。13-0(7回コールド)の圧勝で、開幕からの11連敗を脱出し、BCリーグ初勝利を挙げました。

 山梨は初回、3番・保科圭伸のタイムリーヒットで先制。 相手のミスを突きつつ、1番・星野夏旗(南アルプス市出身、日本航空高卒)のタイムリーなどでこのイニング6点を挙げました。

 4回にも保科や4番・守屋秀明がタイムリーツーベースを放ち、3点を追加しました。

 6回にも1点を加えると、7回には途中出場の9番・寺嶋祐太が2ラン、2番・南雲壱太もソロホームランを放ちました。

 投手陣は先発・小田嶋優、2番手・舘池亮佑がそれぞれ3回を投げ、いずれも被安打2。3番手・青山武樹は1イニングを投げ、2奪三振。三者凡退に仕留めました。勝利投手は舘池。

五島裕二監督

「小田嶋から舘池への継投もうまくはまり、打線も打率の高い星野を先頭に、ベテランの守屋、保科あたりが返してくれという話をしていたので、ここというときによく打ってくれた。上位打線も当たっていたのでいい形になった。まだまだシーズン40数試合続きますので、最後まで諦めず戦い続けたい。やっと1勝できたということでうれしく思う。(ファンの)皆さまの応援が力になっての結果。山梨に戻ってからのホームゲームでも引き続き応援よろしくお願いします」

吉原大稀主将

「長かった。4月は勝ちきれず、選手間でミーティングも重ねて変えていくこともいろいろあり、なかなか結果として表れず苦しい時期だったが、勝ててよかった。投手陣と野手陣はもちろん役割が違うが、さらに協力して試合を作っていこうという取り組みがうまくかみ合った試合だった。きょうの勝利を自信にしながら、やるべきことは変わらないのでそこを徹底して、次の1試合を大切に戦っていきたい」

 次戦は11日、ビジターで埼玉武蔵ヒートベアーズと戦います。

最終更新日:2025年5月10日 0:22
    山梨放送