【特集】世界レベルに挑む! サッカー日本高校選抜 ヨーロッパ遠征に村上アナが密着
山梨学院高校が2度優勝を果たした全国高校サッカー選手権大会。その選手権で活躍した選手を中心に編成されるのが「日本高校選抜」で、 育成年代のレベルアップを目的に毎年編成されています。
日本高校選抜は3月、10日間の日程でヨーロッパ遠征を行いました。この遠征に民間放送43社を代表して、山梨放送の村上幸政アナウンサーが帯同しました。そこには、山梨のスポーツ界の底上げにつながるヒントがありました。
日本高校選抜はオランダを拠点に、名だたる強豪クラブとの親善試合を3試合行いました。
メンバーは、103回大会優勝の前橋育英、準優勝の流通経済大柏をはじめ、全国の名門から選ばれた21人。
親善試合では、オランダの名門、フェイエノールトやスパルタロッテルダムの育成組織と対戦。
今の自分たちの立ち位置を認識し、臆することなく戦い、2連勝を収めます。
そして、遠征最後の試合となった7日目。
村上アナウンサー
「日本高校選抜ヨーロッパ遠征の最終戦です。3連勝をかけて今日戦うのは日本人選手も多く在籍するシントトロイデンのアカデミーチームです」
海外のサッカーを経験し、短期間で吸収した日本高校選抜。
高校サッカーラストゲームを5対1の勝利で締めくくり、それぞれが進む次のステージへ、最高のステップとなりました。
富居徹雄監督
「この経験を経てまた大学で違ったチームでプレーしたときに、伸びていける要素。受け入れる幅や消化する能力が大事。どんどん自分のプレーを自分の感覚ではなく、チームのタイミング、感覚の中で表現できる選手が出てきたら面白い」
「チームの中で、自分のプレーを表現する」という富居監督の言葉に、ここ山梨から、新たなスター選手誕生のヒントを見つけました。
こうした貴重な経験を生かし、 プロのキャリアに繋げている選手がヴァンフォーレ甲府にいます。
それぞれ高校時代、世代をリードしてきた選手たちに、当時の経験を振り返ってもらいました。