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春季関東高校野球 県代表決まる 山梨学院・鳴海はタイムリー3本4打点 帝京第三は豪快アーチ2本

2025年5月5日 14:02
春季関東高校野球 県代表決まる 山梨学院・鳴海はタイムリー3本4打点 帝京第三は豪快アーチ2本
 春季関東高校野球山梨県大会は5日、甲府市・山日YBS球場で準決勝を実施。山梨学院と帝京第三が勝利し、それぞれ関東切符を手にしました。

 第1試合は第1シードで選抜高校野球大会に出場した山梨学院に、昨秋の県大会4強でAシードの駿台甲府が挑みました。

 後攻の山梨学院は2回、8番・鳴海柚莱(3年)のタイムリーヒットで1点を先制。4回には途中出場の1番・石井陽昇(2年)のタイムリーなどで3点を加えました。

 5回にも鳴海がタイムリーを放ち、5点目。6回には7番・萬場翔太(3年)、鳴海が連続タイムリー。鳴海は3本のタイムリーで4打点と大活躍を見せました。

 投げては檜垣瑠輝斗(2年)、足立康祐(3年)が完封リレー。駿台甲府打線を2安打に抑え、9-0(7回コールド)で勝ち、4年連続の春季関東大会出場を決めました。

 第2試合は、第2シードの帝京第三と、38年ぶりの春の関東大会出場を目指す甲府西が激突しました。

 先制は後攻の帝京第三。1回、6番・桐部壱丸(3年)がタイムリーツーベースを放ち、2点を加えました。

 対する甲府西も直後の2回表に反撃。7番・大岡隆太郎(3年)のタイムリーツーベースで1点を返しました。

 甲府西はさらに3回、4番・若林優太(3年)の2点タイムリーで3-2と逆転しました。

 それでも帝京第三は直後の3回裏、4番・小川龍也(2年)がライトスタンドへ運ぶ2ランを放ち、逆転に成功。さらに桐部のタイムリースリーベースでリードを2点に広げました。

 このあとも両校は得点を重ねますが、帝京第三は7回、1番・堀間大和(3年)が3ラン。一気に突き放すと、帝京第三はこのままリードを保ち、10-6で勝利。10年ぶりの関東大会出場を決めました。

 決勝は6日に山日YBS球場で行われます。

 関東大会は17日に茨城県で開幕。山梨1位代表は18日に叡明(埼玉2位)と、山梨2位代表は17日に藤代(茨城3位)と対戦します。
最終更新日:2025年5月5日 14:06
山梨放送