「なくなるのは非常に寂しい」 30年超の歴史に幕 全国規模のゲートボール大会 山梨
山梨県で長年行われてきた「笛吹市桃源郷春まつり全国ゲートボール大会」が今年で最後となり、県内外から参加した多くのゲートボーラーたちが別れを惜しみました。
大会は笛吹市・御坂花鳥の里スポーツ広場で12日に行われ、1都10県から64チーム約350人が参加。
8歳から80代まで幅広い年代が競技を楽しむ中、7度の出場を誇る「高根ラブラブ」(北杜市)もはつらつとしたプレーを見せました。
高根ラブラブの選手
「親善で全国の人たちと行き会えていい大会」
旧御坂町時代の30年以上前から続く大会ですが、出場チーム数は全盛期の約3分の1に。
ゲートボール人口の減少に伴い、大会は今回をもって歴史に幕を下ろしました。
高根ラブラブの選手
「こういう大会がなくなるのは非常に寂しい」
「石和に来て泊まるでしょ。私たちは北杜市で遠く(からの参加)だから。普段より親睦ができる」
「(参加者と)お話をすることもすごく大事なので、続けてほしかった」
参加者は別れを惜しみながらも、最後の大会を楽しんでいました。