置鮎が山梨初打席で満塁弾も…山梨ファイアーウィンズ 初の甲府開催も飾れず開幕7連敗 BCリーグ
プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に今季初参入した山梨ファイアーウィンズは20日、甲府市・山日YBS球場で初の公式戦に臨み、信濃グランセローズと対戦。チーム初の満塁弾が飛び出しましたが、5-9で敗れ、開幕7連敗となりました。
プレーボールは午後6時で、山梨にとって初のナイター。2回表に押し出しの四球で1点を失いますが、山梨はその裏、打者一巡の猛反撃。
4番・星野夏旗(南アルプス市出身、日本航空高卒)、主将の5番・吉原大稀、6番・寺嶋祐太の3連打で無死満塁の大チャンス。ここで7番・置鮎久史が山梨での初打席に立つと、チーム初の満塁ホームランを放ち、逆転しました。
さらに9番・大川一希のヒットなどで再び満塁のチャンスを作ると、星野がタイムリー。5-1としました。
しかし、その後は7回表に勝ち越し2ラン、最終回にもダメ押しの2ランを浴びるなど猛攻にあい、逆転されました。
五島裕二監督
「逆転したところまではよかったが、投手陣が踏ん張りきれなかったし、投手変更のタイミングもあったし、情けない結果に終わってしまった。(甲府で初のゲームに関しては)遅い時間まで多くのファンの方に応援していただいて、大きな力になったが、勝てずに悔しい気持ち。また次に仕切り直していきたい」
置鮎久史選手
「(満塁ホームランを)打ったのは真っすぐかカット。いい当たりだったので、打った瞬間は抜けてくれと思いながら走っていたが、チームに良い流れになりそうで良かった。けがで(これまで)打席に立てなかったので、打席に立てる楽しみを感じながら試合に挑むことができた。チームの雰囲気はいいので、自分が支配下契約され、さらにチームにとっていい効果になるよう心がけて取り組んでいきたい」
次戦は24日に行われ、「南アルプス ジット スタジアム」(南アルプス市)をホームに埼玉武蔵ヒートベアーズとの初対戦を迎えます。