J1暫定首位の町田に惜敗 ルヴァンカップ J2甲府は2回戦敗退 前半終盤に痛恨のPK献上 山梨

　サッカー「2025JリーグYBCルヴァンカップ」1stラウンド2回戦が9日、山梨県甲府市「JIT リサイクルインク スタジアム」で行われ、J2・ヴァンフォーレ甲府はJ1暫定首位に立つFC町田ゼルビアと対戦。PKでの失点で0-1（0-1、0-0）で惜しくも敗れ、2回戦敗退となりました。

　3-4-2-1の甲府は、4日前のリーグ戦から先発を7人変更。GKは東ジョンが入り、3バックには新たに主将のDF小出悠太とDF井上樹（甲府市出身）を起用しました。

　ボランチの一角では1回戦・藤枝MYFC戦で得点したMF田中雄大が先発。シャドーはFW大島康樹とFWマテウス・レイリア、ワントップは1回戦で得点したFW内藤大和（甲府市出身）が起用されました。

　甲府は町田のロングスローなどに苦しみ、押し込まれる時間帯が続きましたが、徐々に反撃。前半42分にはマテウスのスルーパスに抜け出した大島がペナルティーエリアでシュートを放ちますが、GKに阻まれました。

　すると44分、ペナルティーエリアに進入した相手FWを食い止めようとした井上がファウル。PKを決められ、先制を許しました。
　
　甲府は後半開始から投入されたFW鳥海芳樹がリズムを作り、チャンスメーク。終盤はDFエドゥアルド・マンシャを前線に上げますが、反撃は及びませんでした。公式戦の連勝は3でストップ。

　甲府の次戦はJ2リーグで、13日にアウェーで最下位の愛媛FCに挑みます。