【速報】東条湖おもちゃ王国・立体迷路の床抜け事故 関係者3人を書類送検 業務上過失傷害の疑い
3年前、東条湖おもちゃ王国で、立体迷路の床が抜け、6人がけがをした事故で、警察は6日、園の関係者3人を書類送検しました。
この事故は2021年10月、兵庫県加東市の東条湖おもちゃ王国で、木製の立体迷路の3階部分の床が抜け落ち、6人が重軽傷を負ったものです。
原因は床を支えていた木材の腐食とみられ、警察は施設側が危険性を認識できたにもかかわらず点検を怠った結果、事故を引き起こしたとして、6日に施設の関係者3人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
事故を調査した消費者庁は今年11月、報告書を公表し、施設には屋根が無く雨水により木材が腐食しやすい環境だったとしたうえで、木材の裏面まで点検する規定がなかったことなどが事故につながったと指摘しました。