【万博】記者が足で見つけた“徹底攻略法” 予約は?持ち物は?お得に楽しむには? オススメの歩き方

開幕から13日目で一般来場者が100万人を突破した大阪・関西万博。10月13日まで開催されますが、煩雑な予約システムや雨・暑さ対策など、押さえておきたいポイントも見えてきました。開幕前から30回以上会場を取材してきた記者なりの攻略方法をお伝えします。
(取材・報告=有吉優海)
■まずはチケット購入…販売不振で方法は多様化
万博へ行くと決めたら、まずはチケットの購入から。とりあえず1日だけ行ってみようか…という人が購入するには、主に以下の3種類があります。(3歳以下は無料)
・1日券(大人7500円、12~17歳4200円、4~11歳1800円):期間中はいつでも入場可
・平日券(大人6000円、12~17歳3500円、4~11歳1500円):期間中の平日のみ入場可
・夜間券(大人3700円、12~17歳2000円、4~11歳1000円):期間中いつでも午後5時以降に入場可
チケットは、前売り券の販売不振などを受けて、購入方法が多様化していて、現在は以下の4つの選択肢があります。
①公式サイトで万博IDを作成し購入
②公式サイトで「EXPO Quick」を利用(万博IDは不要。ただし、払い戻しや日時の変更、パビリオンやイベントの事前予約が不可)
③コンビニや旅行代理店で購入(公式サイトで万博IDを作成してチケットIDを取得するか、当日にチケット引換所で引き換える必要)
④会場のゲートで「当日券」を購入(予約に空きがあれば購入可。前日に協会HPで販売時間を公表)
■公式サイトの「今週の万博」は情報の宝庫
どの方法で購入しても価格は変わりませんが、インターネットでの購入に慣れている人で、「パビリオンやイベントの事前予約」をしたい場合は①がスムーズです。
一方、予約が必要ない場合は、②で十分。ホームページでの購入が不安な人は③・④がおすすめですが、当日チケット引換所で待ち時間が発生する可能性があります。
おすすめは、思い立った日に「夜間券」を「EXPO Quick」で購入すること。午後5時からしか入場できませんが、価格は1日券の半額以下で、比較的涼しい時間帯に楽しめます。また、帰宅する人も多い夜は予約が必要なパビリオンも自由入場に切り替えるところもあります。
公式サイトでは、「今週の万博」というタイトルで毎日、混雑情報や予約不要なパビリオンなどが更新されています。ここをチェックすれば、さまざまな情報を入手することができます。