【速報】大阪府の吉村知事 死去の和歌山・岸本知事に「和歌山県民のために全身全霊傾けられ深く敬意」追悼コメントが続々「熱心な知事」「遺志を継ぐ」

和歌山県の岸本周平知事(68)が15日に死去したことを受け、大阪府の吉村知事は、「長きにわたり我が国と和歌山県の発展にご尽力されました。国民とりわけ和歌山県民のため全身全霊を傾けられたことに、深く敬意を表します。隣県知事として哀心よりご冥福を申し上げます」とコメントを発表しました。
■13日の万博開幕初日には神輿を担いでPR…知事公舎で倒れて見つかる
岸本知事は、14日朝に知事公舎で倒れているのが見つかり、意識不明の重体で病院に搬送され、15日午前9時半すぎに亡くなりました。死因は敗血症性ショックでした。
1956年に和歌山市で生まれた岸本知事は、1980年に東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省。2009年の衆院選で初当選して衆院議員を5期務めた後、2022年の県知事選で初当選し、現在1期目。
万博が開幕した13日には「関西パビリオン」を訪れ、神輿を担ぐなどPR活動を行っていました。
和歌山県は15日に会見を開き、宮崎泉副知事は「熱心な知事で、職員たちにとってもありがたい存在だった。在任中は、弱い立場の人に寄り添って人を笑顔にさせ、子育て世代の拡充など、二年半だったが和歌山の発展のためたくさんの公務をされた」と振り返りました。
岸本知事の訃報を受け、和歌山県内の自治体の首長からは、「本当に残念でなりません」(新宮市長)「大きなショックを受けている」(串本町長)などと、続々と哀悼のコメントを寄せています。
和歌山県選出の鶴保庸介参院議員は、「岸本知事の急逝に驚きと悲しみを禁じません。ご冥福をお祈りします。和歌山の政治状況を思えば、ひとときも揺るがせにはできません。遺志を継いでしっかりと県政の発展に微力の限りを尽くしたいと思います。周平さん、ゆっくりお休み下さい」とコメントしました。