【速報】岸和田市の永野市長「辞めるような悪いことしていない」女性に性的関係強要し裁判で「和解」 維新の離党勧告受け会見 大阪
女性から性的関係をめぐり訴えを起こされ、和解した岸和田市長が、所属する大阪維新の会から離党勧告を受けたことについて、5日午前に会見を開きました。
岸和田市の永野耕平市長は、大阪府内の女性に対し、複数回にわたって性的関係を強要したとして2022年に提訴され、今年11月に和解しました。
所属する大阪維新の会は、永野市長から離党届を提出されましたが受理せず、4日、離党勧告処分とすることを決めました。また、8日までに説明責任を果たさなかった場合、さらに重い除名処分に切り替えるとしています。
永野市長は5日、報道で処分を知ったとして、正式にまだ書面が届いていないと述べました。
そのうえで維新の処分については「維新の会のメンバーですから、すごく重く受け止めています。更なる説明責任を果たすことができないか考えています。相手方の代理人に、この程度なら言ってもいいか申し入れたり、裁判所の非開示の決定について開示させていただけないか申し入れて、皆さんに知ってもらえたらいいなと思っています。進退は前の説明から変わっていませんが、辞めるような悪いことをしていないので、しっかり頑張っていきたい」と答えました。
報道や議会からの追及、市民からの意見を受けて「僕の想像以上に皆さんが誤解されているので、もうちょっと話したいなあと思った」と心境の変化があったということです。維新の設定する期限は8日ですが、8日を過ぎたとしても、女性側の代理人と協議をしたうえで、開示できる情報を開示していきたいという考えです。なお、複数人と同時に女性と性的行為にいたった事実はないと否定しました。
永野市長は3日の議会で、維新から除名処分を受けた場合には辞職する意向を示しています。