×

性的関係めぐり女性と和解の岸和田市長、不倫関係認め謝罪「悪かったな、まずかったな、と思うのは不貞行為について」「市政についてはこれまで以上にしっかり」

2024年12月6日 17:48
性的関係めぐり女性と和解の岸和田市長、不倫関係認め謝罪「悪かったな、まずかったな、と思うのは不貞行為について」「市政についてはこれまで以上にしっかり」

 女性との性的な関係をめぐり裁判で和解した大阪府岸和田市の永野耕平市長が6日、初めて女性との不倫関係を認め、謝罪しました。

 岸和田市・永野耕平市長
 「私は数年前から一定期間、一般女性の方と不適切な関係、不倫関係にありました。このことについては認めて、心から謝罪したいと思っています」

 岸和田市の永野耕平市長はこの日初めて、女性と不倫関係にあったことを認め、謝罪しました。

 性的な関係を強要したとして一昨年、大阪府内の女性から提訴されていた永野市長。先月、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しました。これまで「市長を辞めるような悪いことはしていない」としたうえで、 裁判の内容は秘匿されているとして、詳しい説明は避けてきました。

 永野市長が所属する「大阪維新の会」は4日に「離党勧告」処分にするとしたうえで、8日の日曜日までに十分な説明責任を果たさない場合は、最も重い「除名」処分に切り替えると発表。

 永野市長はこの日、女性との不倫関係を認めた上で、改めて性的な関係を強要したことはないと主張しました。

 岸和田市・永野耕平市長
 「不適切な交際をしていたこと、その後、裁判になったことについて、謝罪をすべきであるということで、謝罪をしています。当初の損害賠償請求については認められていませんし、私がしたことが法に触れる、そういったことはないことを改めて説明します。

 僕が悪かったな、まずかったなと思うのは、不貞行為についてですので、これについては家族にしっかり話をして、市政については、これまで以上にしっかりやっていきたい」

 一方で、維新から「除名」処分を受けた場合は辞職する考えを示していて、「大阪維新の会」の吉村洋文代表は、永野市長の説明を確認し、8日までには党としての対応を決めたいとしています。

最終更新日:2024年12月6日 18:03