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【家族連れ必見!】万博「通期パス」購入し“2回目のリベンジ”のはずが…思わぬ落とし穴に四苦八苦!「予約ログインだけで40分待ち」「パビリオンが怖くて涙…幼児はやっぱり遊具」「無料スタンプにも行列!?」

2025年5月11日 9:00

■「通期パス」は受け渡し・顔写真登録にもひと苦労 「空き枠予約」は3日前午前0時に殺到!

 また、「通期パス」の場合は、子どもの分まで代理で購入できるが、
①家族全員分の万博ID・パスワードを取得
②購入したチケットIDをそれぞれの万博IDに受け渡し
③それぞれの万博IDごとに「顔写真」を登録
④再びそれぞれのチケットIDを1つずつ「まとめて入力」した上で来場日時を予約
⑤QRコードを印刷・画面保存
 この①~⑤の手続きでようやく来場できるようになる。

 さらに、入場を希望するパビリオンがある場合は、「2か月前抽選」「7日前抽選」「空き枠先着」に、再びそれぞれのチケットIDを入力して進めなければならない。

 ちなみに「空き枠先着」は上述の通り、3日前の未明でほぼ埋まってしまう。そして、わずかに残った「△」も5人分だと「希望枠は確保できない」という表示ばかり。大人1人であれば、さして苦労はしないのかもしれないが、子どもの分まで予約をしなければならない身からすれば、正直、たまったものではなかった。

 『並ばない万博』を楽しむためには、だいぶ前から来場日時を予約して当たるかも分からない「抽選」に委ねるか、「空き枠先着」が可能となる3日前の午前0時をめがけて、眠い目をこすりながらスマホやPCとにらめっこしながら“苦痛”と闘わなければならないことを思い知ることになった。

■中央線沿線の「コインパーキング」平日600~800円も…『満車』表示ばかり

 GWが明けた5月8日(木)、小学校から長男と二男が帰宅した午後3時半、急いで自宅を出発した。前回も『平日の午後』に出発で、大阪メトロ中央線で座ることができたが、帰りは子どもたちがヘトヘトになる中、乗り換えを繰り返すのが大変だった。ただ、平日は1割、土日も3割しか使われずに「ガラ空き」と揶揄される「パーク&ライド駐車場」は平日でも最低5000円かかり、夕方から利用する身にとってはあまりにも割高だ。

 そこで、大阪府の吉村知事が前日に記者団に対して、「実際に便利だから使われている“事実上のパーク&ライド”」と話していた手段を筆者も試してみた。大阪市港区の中央線の駅近くのコインパーキングに駐車して、電車に乗り換える方法だ。

 夢洲駅から2駅の「大阪港」駅は、観光スポット「海遊館」の最寄り駅でも知られ、駅周辺には多くのコインパーキングがあり、平日は24時間利用で600~800円、土日・祝日でも1200~1500円が相場だ。夢洲駅までの電車料金は330円(小人170円)で、大人2人・小学生2人が往復しても、駐車場代を含めた合計金額は2000円台後半。舞洲のパーク&ライド駐車場とシャトルバスの料金のほぼ半分だ。大阪港駅の改札までは2~3分ほどで、帰りの電車の混雑も約10分耐えれば、車に乗り込むことができる。