【家族連れ必見!】万博「通期パス」購入し“2回目のリベンジ”のはずが…思わぬ落とし穴に四苦八苦!「予約ログインだけで40分待ち」「パビリオンが怖くて涙…幼児はやっぱり遊具」「無料スタンプにも行列!?」
ただ、普段の平日なら空いているはずのコインパーキングは軒並み「満車」の表示ばかり。一帯を2~3周ほど巡回して、ようやく1台空いている駐車場を見つけることができたが、こればかりは『運次第』としかいいようがない。空きが見つからなければ、他の駅までUターンして駐車場を探さなければならず、土地に不慣れな人が駐車場を探しながら運転することは事故のリスクもあるため、オススメはできない。
吉村知事は「ディズニーランドもUSJも3000円が相場」と語り、万博協会に対し「パーク&ライド料金の値下げ」を検討するよう要請したことを明かしたが、この言葉通り3000円前後になれば、スムーズな入退場が可能な西ゲートを使うパーク&ライド駐車場の優位性も出てくるはずだ。
■入場後すぐに「お土産購入」ショップは午後9時まで!現金は不可
東ゲートから入場したのは午後4時50分ごろ。全く並ぶこともなく、日中は汗ばむ陽気だったが、夕暮れで空気がひんやりし始めるタイミングだ。初めての万博だった前回はミャクミャク像の前で記念撮影し、大屋根リングに上って夕日を満喫した。
今回、入場後すぐに向かったのは公式グッズが並ぶゲート近くの「オフィシャルストア」だ。万博の閉場は午後10時だが、店舗への入場は午後9時までのため、前回、夜のショーまで堪能した後にお土産選びを楽しみにしていた妻や子どもたちは店にも入ることができず、万博の楽しい思い出が、最後に“奈落の底”に突き落とされる経験をした。
先にオフィシャルショップに入った理由は、お土産購入の他にもあった。来場者から評判の「スタンプパスポート」だ。会場内のパビリオンにはそれぞれ無料でスタンプを押す場所が設置され、全てを集めるとその数は200以上にもなる。子どもたちが楽しんでパビリオンを回り、通期パスを買った家族にとってはお土産以上の思い出として残ることを期待して、3冊購入することにした。
注意が必要なのは、会場内はすべて「キャッシュレス」であること。長男はこの日のためにおこづかいを貯めて、待ち望んだお土産を選び、意気揚々とレジの列に並びに行ったが、握りしめた現金では購入できない。結局、大人が一緒に並んで、持っているクレジットカード・バーコード決済で会計を済ませた。子どもが自分で商品を買う喜びを体感するためには、事前に地下鉄でも使う「交通系IC」にチャージしておくことをオススメする。