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【家族連れ必見!】万博「通期パス」購入し“2回目のリベンジ”のはずが…思わぬ落とし穴に四苦八苦!「予約ログインだけで40分待ち」「パビリオンが怖くて涙…幼児はやっぱり遊具」「無料スタンプにも行列!?」

2025年5月11日 9:00

 予約時間まで残りわずかの中、効果を発揮したのが、最近は使っていなかった「B型(軽量)ベビーカー」だった。

 会場内はスロープなどのバリアフリーが充実していて、同僚から「荷物になるけど持って行った方がいい」と勧められていた。①子どもが歩き疲れた時に乗る、②荷物置きになる、③海外パビリオンの中にはベビーカーを持つ家族連れが優先的に入れるところがある、と聞いていたからだ。

 「あ、遊具だ!ここだよ?」と目を輝かせる娘に対し、「動くロボットが見られるんだよ、後から来ようね」と説得して、猛ダッシュ…。小学生の息子は走れても、ベビーカーがなければ幼い娘を連れてこんなことはできなかっただろう。ギリギリ、予約時間に滑り込むことができた。

 これから訪れる人も多いので、展示の詳細については控えるが、パビリオンの中では、目の前で様々なアンドロイドが繊細に動いていることに驚かされる。ドラマ仕立てのストーリーがあり、人類の将来について考えさせられる内容だ。

 ただ、ストーリーを理解できた小学5年生の長男に感想を聞くと、第一声は「怖かった」だった。確かに大人でも少し鳥肌が立つ感覚を覚えた。

 幼稚園児の長女に至っては、途中で泣き出してしまった。幼い子どもが、「アンドロイド」と「いのち」に込められたメッセージ性を理解するには早すぎたようだ。

■「予約なし」でも入れた海外パビリオン 「本格インドカレー」「ワニの肉」を堪能

 スタンプを押して時計を見ると、今度は、辛うじて前日までに予約できていた「オーストラリア館」の予約まで、残り10分を切っていた。

 再び長女をベビーカーに乗せて、急いで向かう。ところが、オーストラリア館に到着したら、平日の夕刻ということもあり、すでに「予約なし」の来場者でもすんなり入場ができるようになっていた。

「私は何のために、スマホ片手にあれだけ煩雑な予約と格闘していたんだろう…」

 そんな複雑な思いは一旦忘れて、パビリオンを楽しんだ。そして、もう予約を気にせず、残る時間をすぐ近くの「インド」「インドネシア」パビリオンを順に周り、筆者なりに新たな“気づき”を得た。

 パビリオンの展示はさることながら、海外パビリオンには飲食ブースがあり、インド館ではバスマティライスとコクのあるルーの「本格派インドカレー」に家族で舌鼓を打った。前述のオーストラリア館では、『ワニ』の肉が入った「クロコダイルフィレロール」に驚かされた。スタッフに聞くと、「現地から直輸入して準備している」という。

 価格はいずれも1000円台後半で「安い」とはいえないが、会場内では様々なところでビールなどの酒類も販売しているため、帰りの車の運転はアルコールが苦手な妻に任せ、異国情緒漂う雰囲気の中、現地でしか味わえないような食事を楽しむことができた。

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■スタンプ帳に“外国言語”のあいさつ インドネシア語で「Selamat malam(こんばんわ)」
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